に投稿

引いたカードのメッセージに納得できないときには

オラクルカードを引いたけれど出たカードがなんだかしっくりこない、何か違うと感じる。そんなことはありませんか?
「えぇーっ」と言いたくなるような納得できないカードが出たときは、セルフリーディングの場合だと、引き直すか、無視するという対応をしてしまいがちです。そんな納得できないカードとうまく付き合うには、コツがあります。

■どうして納得できないのか

まず、引いたカードが納得できないときは、気づいていてもいなくても、ほとんどの場合出てほしいカード、つまり求める答えが自分の中で決まっています。
背中を押してほしかったり、幸せな未来が来ることを明確に表してほしいなど、この先はこうなってほしいという期待がある可能性が高いのです。客観的に自分を見つめて、そこにどのような思いがあるのか観察しましょう。

例えば、これから始めようか迷っているプロジェクトへのアドバイスに「ちょっと待って!」、愛する人との関係をより良くするために考えたことについて「たぶん違います」、取り組もうかなと思っていることに「袋小路」なんてカードが出たら、「そんなことないのになぁ」と違和感を感じることもあると思います。

ちょっと待って!
(マーメイド&ドルフィンオラクルカード)

たぶん違います
(エンジェルアンサーオラクルカード)

袋小路
(セイクレッドトラベラーオラクルカード)

こうしようかな、とか、こうなってほしいという潜在的な気持ちが強いほど、カードの結果がしっくりこないことが多くなるようです。カードのメッセージがアドバイスとして受け止めきれず、否定された気持ちになってしまうのです。
こんなときに大切なのは、どんなカードも必要があって出てきているということ。それがもし否定的に感じられたとしても、カードが示しているのはより良い状況を作るためのアドバイスであることを思い出して、そのカードが何を伝えたいのかしっかり向き合ってみてください。

それでも納得できない時は…?

どうしてもしっくりこない場合は「もっとわかりやすく教えてください」とカードに問いかけ、追加のアドバイスとして1~2枚引いて改めてメッセージを受け取るという方法を取るのがおすすめです。
ただし、自分でも少し多いかな、と思うくらい同じ質問に対して何度もカードを引いてしまう場合は、出てほしいカードを限定している可能性が高いはず。求める答えをカードから得ることで、これで大丈夫という証拠が欲しいのかもしれません。そんなときは、自分が一体何を求めているのか、心の中をじっくり見つめてみてください。

もしも、「こうしたい」という気持ちが強いことがわかったのなら、それをするかしないかを自分自身に問いかけて選択しましょう。そして、より良い結果を求めるためのアドバイスをオラクルカードに問いかければ、役立つメッセージを受け取れます。
「こうなってほしい」という気持ちが強いことがわかったのなら、そういう状況を作り出すために、自分にできることは何かをオラクルカードに問いかけてカードを引けば、望む未来を作るために自分ができる行動についてのメッセージを受け取れます。

メッセージが納得できないカードは、引いたカードに対する反応で自分の本当の気持ちに気づくことのできる、ちょっと深いカードなのです。そんなカードに出会ったら、ぜひ自分の気持ちを見つめてみてください。新しい発見があるかもしれません。

※「読めるオラクルカード」より抜粋