説明
昔々、伝説によると、古代ブリテン島にアヴァロンという聖なる島がありました。その島では、額に青い三日月のシンボルを描いた巫女が心の法則を学び、万物に宿る「女神と神の力」を崇めていました。ローマ人がやってきて、キリスト教がドルイド教の伝統に取って代わるまで、長い年月にわたって女神が国を治め、巫女たちは神聖な伝統を守り続けていたのです。巫女たちだけが、かつてその地に存在した湖の上に立ち込める幻想的な霧のヴェールを分け、アヴァロンの岸辺にたどり着けたと信じられています。 多神教の文化とキリスト教文化が融合するにつれ、アヴァロンの影響力は次第に薄れ、アーサー王の時代になると、島は霧のかなたに永久に消えていったと言われています。 しかし、この伝説の地への関心は今も根強く、多くの人々が神秘的な体験を求めてイギリスのサマセット州に押し寄せ、グラストンベリー・トールの丘を訪れます。その昔、アヴァロン島はそこに実在し、今でも異次元にあると信じられているのです。 アヴァロンについて書かれた本はたくさんありますが、私はマリオン・ジマー・ブラッドリーの小説「アヴァロンの霧」が大好きです。じつは、この本を読むずっと以前から、私は古代ブリテン島の神話や伝説に興味を抱いていました。幼いころ、私はそれがアヴァロンの巫女のシンボルだとも知らずに、クレヨンとインクで額に青い三日月を描いていたのです。おそらく、私は過去世を思い出していたか、今ではすたれてしまったその世界の魔術や魔力の集合記憶にアクセスしていたのでしょう。 アヴァロン島とその地に宿る女神は、霧の中に消え、架空のものとなり、現代人が実際にそこを訪れることはできません。しかし、アヴァロン島の精霊はその地に宿り、心から神託を求める人々に知恵を授けるのです。 ただ目を閉じて、アヴァロンのパワーと魔法を信じ、「正しい道はどれですか?」「私にとってよいことは何ですか?」「真実と希望はどこにありますか?」と尋ねれば、きっと道を示してくれるでしょう。アヴァロンとは聖なる「ミステリー」のシンボルであり、い今も一人ひとりに息づく神の意識の記憶なのです。人の一生は、アヴァロンの岸辺へと続く道をたどり、自らの本質、行動の裏の動機とその結果、生涯を通じて負うべき使命に気づくためにあります。今日、アヴァロンへの道は外の現実を生み出す、内面の道なのです。 私は、アヴァロンの伝説に登場する不思議な存在を皆さんに紹介するために、このカードを創りました。彼らはあなたを導き、より大きな目的につなげ、心からの願いを叶えさせ、自分を深く知ることを後押しするでしょう。カードリーディングによって、あなたは自分の魂と繋がることができます。カードはあなたに幸運をもたらし、女神の聖なる愛であなたを守るでしょう。祝福あれ。 愛を込めて コレット・バロン=リード ーーー このデッキの使い方 --- ※ 以下はカード版ガイドブックの内容をアプリ用に編集したものです ● リーディングの方法 祈りを捧げ、心を静めてから、質問に意識を集中します。 イエスかノーかで答えを求める質問は、ベストな結果が得られません。 むしろ問題を把握し、カードのメッセージに従って、行動を起こしやすくなる答えをもたらす形の質問がベストです。 例えば、このような形で質問をします。 ○ 今日は何に集中するべきですか? ○ 人間(恋愛)関係で知っておくべきことは何ですか? ○ 私とAさんの力関係の根底にあるものは何ですか? ○ これを決行すれば、結果はどうなりますか? 直感の赴くままにカードを見つめれば、第六感があなたの問題や起こっている出来事の深い意味を教えてくれるでしょう。 あなたが選んだカードのパターンに、それが現れます。 リーディングは、魂の領域にアクセスし、シンボル、予兆、しるし、精霊の言葉で答えを示してもらうことだと心に留めてください。 心を開き、無限の心の目で見れば、アヴァロンは神秘のヴェールに包まれた方法でその知恵をさずけてくれるのです。 ● 1枚のカードで行うリーディング リーディングを行うために、質問に意識を集中しながらカードをシャッフルします。 充分だと感じたところで1枚を選んでください。 カードのキーワードを読み、全体の意味を調べます。 やがて、あなたはすべてのカードの意味を覚え、直感で質問の答えを導き出せるようになるでしょう。 ● 3枚のカードで行うリーディング このリーディングは、過去、現在、未来の出来事の方向性を示します。 質問に意識を集中しながらカードをシャッフルします。 3枚のカードを順番に選び、それぞれのカードのキーワードを読み、意味を調べます。 カードは問題を客観視し、未来を見通すのを助けるストーリーを語るでしょう。 ※ 別売りの追加スプレッド「5枚引き」との相性も良いカードデッキです。
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